
第9回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬 大会参加に向けて
この度は、榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬(以下「はるトラ」という)にエントリーいただき誠にありがとうございます。新型コロナウィルス感染拡大により昨年より多くの大会が中止・延期を余儀なくされるなか、本大会はこの6月に開催を決定し、5日よりエントリーを開始するに至りました。
大会開催にあたっては、感染防止対策を実施するために選手の皆様にもご理解ご協力をお願いいたします。そしてコロナ禍での大会に参加される皆様が安全に競技できるよう特に注意をしていただきたい点についてお話しさせて頂きます。
1.ウェットスーツ
群馬県でも公営プールが長期間閉鎖されスイム練習が不足がちになりました。大会までにスイム練習をしっかりと行ってください。可能ならウェットスーツを着用し行ってください。プールでの使用が無理なら自宅の風呂または着用するだけでも構わないので何度か行ってください。
チェックポイント
①息苦しくないか?
②動きづらくないか?
③破れてないか?
原因:経年劣化・体型の変化・着用慣れの不足等
榛名湖は、自然の湖なので天候によりコンディションも変わります。そのため適度な保温と浮力を維持できるトライアスロン専用のウェットスーツの使用を義務付けさせて頂いております。(キッズ・ジュニアは任意)しかし、チェックポイントにあるような場合、逆に危険を招く場合もあるので十分注意して下さい。
2.バイクメンテナンス
コロナ禍でも比較的トレーニングできているのはバイクかもしれませんね。しかし梅雨入りとなり濡れることも多く、十分注意し練習に励んでください。
チェックポイント
①タイヤは古くないか?
②がたつきは無いか?
③ブレーキは効くか?
④ヘルメットはヒビ割れていないか?
原因:日常と専門家のメンテナンスの不足等
はるトラ大会の名物といえば、真っ直ぐに伸びた県道33号線の上りですね。ここは力の見せ所ですね。そして登り切ると今度は直滑降です。その後もカーブが続きます。安全運転が第一ですが、メカトラブルを引き起こさないよう事前メンテナンスをお願いいたします。
また、万が一のためにもひび割れのあるヘルメット使用は禁止です。
3.十分な体調管理
榛名湖の標高は1,084mです。準高地のためいつもより息が上がる人もおられるかもしれません。また早朝は高原らしく涼しく感じますが、朝陽とともに気温はグングン上がります。しかしいまだ私たちは、コロナ禍で快適な家に居る時間が多く、暑さ慣れが不足がちです。
チェックポイント
①暑さ慣れのためにしっかりとトレーニングできてるか?
②大会前の疲労・睡眠不足・暴飲暴食はないか?
③レース開始前からこまめな水分補給ができるか?
体調万全で大会当日を迎えられるよう日頃から注意しましょう。
今回は、コロナ対策のためエイドステーションでは、ウォーターボトルのみ補給することができます。よって、その他のドリンク・補給食・ジェル等は各自が用意し熱中症やエネルギー不足に備えてください。
多くの参加者の皆さんは、予定していた大会が中止・延期となり大会参加の機会を失い、レース感が不足がちになっています。今大会がトライアスロンデビューの人も含めすべての参加者が初レースと認識し、初心に帰って準備を行ってください。
ENJOY HARUTORA !
2021年6月18日
第9回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬
大会ディレクター 小平 博